みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2016年12月30日金曜日

瞬悠庵で後援会忘年会

個性的な面々勢揃い
ケイニン節に参加者は勇気をもらう
今年もうまい岡田うどん
まずは乾杯から


 年末恒例となっている瞬悠庵での後援会忘年会、さまざまなところで働いている仲間が、この一年元気で生きてきたことを確認する意味でも重要な催し。
少しづつ年を重ねてはいるがまだまだ勢いはある。
岡田さん手作りのうどんの人気は相変わらず。
おでん、唐揚げ、キムチ、おにぎりとテーブルを賑わす。
それぞれ自分の分担をわきまえての参加だから楽しい。
 仕事を終えた堀越けいにんも「友情出演」、彼の社会変革への強い思いに、オジサン達は希望を見いだす。
 世界は大きく動き出した。資本主義が新自由主義が行き場を失い人々を苦しめている。たった1%の人に富の99%が集中していいわけがない。
 2017年はロシア革命から100年の節目の年、歴史を動かそう。...

2016年12月29日木曜日

蔦屋書店で正月本探し

 昨日、仕事を終え前橋南モールの蔦屋書店で正月に読む本探しに行った。本のあてがないわけではなかったが、その周辺を眺めながら、あっという間に2時間が過ぎた。久しぶりの感覚だ。
 今回の狙い目は「対馬本」。朝鮮半島へ渡る際に津=停泊地となる島(津島)だったことに由来するとも、朝鮮半島の馬韓に相対する位置にあったことからきているとも言われる。
 日本と朝鮮の歴史の中で、対馬が果たしてきた位置を知りたくなった。学者の論文集では疲れるので、100ページ程の日本史ブックレット「対馬からみた日朝関係」を選んだ。
 それにしても、歴史本、真逆な内容の本がこんなにあるのかと、今更ながら驚いた。
 南京大虐殺は虚偽、関東大震災時の朝鮮人虐殺も虚偽、日韓併合の正当化等々、あらん限りの事実違反の本が並んでいる。...
虚偽の話を大声で言いふらし、真実を見る眼を曇らせようとする「歴史戦」なのだろう。事実求是だ。
 今朝の新聞は、安倍首相の真珠湾訪問とその演説内容への評価がたくさん書かれていた。
 私は、司馬遼太郎の「太平洋戦争は大規模な倭寇だった」を引用した映画監督の原田眞人の話に興味を持った。
《室町時代から戦国時代にかけて倭寇が暴れまくった。でも「ぱっとやって、それでおしまい。当時の中国の記録には、「あいつらは放っておけばいいんだ。すぐに帰る」とあるそう。奇襲してその後のプランはなく、戻ってしまう。それと似たのが真珠湾攻撃だというわけ。たしかに奇襲しても、ハワイや西海岸を占領、統治するなど考えていなかった。ぱっとやって、ぱっと帰る。つまり日本軍は倭寇だった。あの攻撃を説明するにはこれが一番わかりやすい。その計画性のなさが、その後の多大な悲劇を生み出した。》
 「未来志向」とやらの安倍外交でいくら「日米和解」を演出しても、一番の被害国中国やアジア諸国との和解がないかぎり、むしろ不信感は増すだけだ。
 安倍晋三の浅はか過ぎる外交姿勢に、私が恥じ入ってしまう。

2016年12月23日金曜日

高崎・九官亭で忘年会

話は満天開
来年をよき一年にしよう

 高崎の九官亭での忘年会に集まった面々の共通項は、過日の金剛山歌劇団公演を支援したということだろうか。
 在日朝鮮人として生きる若者、訪朝経験者、11月に、関西旅行、特に奈良市、天理市を巡る旅を企画した栗原君もいる。
 奈良の旅は、古代日本が朝鮮半島からの渡来人により大きく影響を受けたことを現実のものとして教えてくれた。
 その渡来人は朝鮮に帰ったのかと言えば、そんなことはなく、むしろ、朝鮮から来た事を消しながら日本人になり、日本の支配層になっていった。
その子孫が朝鮮人差別をしているのだから、始末が悪い。

 世界は間違いなく「歴史の峠越え」をしている。その峠が大きく広いと、渦中にいることがわかりにくいが、もうはっきり見えるだろう。
 イギリスの国民投票での「EU離脱」派の勝利、トランプアメリカ大統領の登場、イタリア国民投票での反政府派の圧倒的勝利、オーストリア総選挙での極右政権誕生まであと一歩、ということを見たただけでも、既成政治への反乱が始まっていることが理解できる。
韓国では民主労総を主軸とする100万人規模のたたかいが朴政権を追い詰めている。
 戦争を求める世界から、戦争を必要としない世界への動きを今の激動から見いだしたい。
 排外主義的愛国論に収束しようとする動きに対し、国際連帯の運動を発展させることがその鍵になると考えている。
 この忘年会の参加者、自覚はなくても大事な位置にいる。



2016年12月20日火曜日

友人・木暮清社会保険労苦士を訪ねる

剪定職人木暮清


 この人、高校同級生の木暮清社会保険労務士、仕事の相談もあるので、暮れのあいさつ方々事務所訪問。すると自宅庭で松の枝の剪定中、足場まで1人で組み上げ、その姿は本物職人の様子。「こういう仕事、本当は向いている感じだ。」
 この人、四国巡礼をしたりヨーロッパへ旅行したりと、自己実現の余生を送っている。
 共通項は高校同窓会の万年幹事、1年に3回から4回、伊勢崎に集う。
 この12月、日程調整の結果、24日夜、居酒屋友栄での幹事会となった。10人ほどのイブからハジかれた男衆が何を語る。
「安倍政治を許さない」の大合唱とはなるのだがねえ。

2016年12月15日木曜日

華麗な金剛山歌劇団群馬公演

ご機嫌な川田夫妻

 金剛山歌劇団群馬公演が昨夜、高崎音楽センターで行われた。朝鮮の歴史と文化を歌と踊りに込めたその華麗さは見た者を魅了する。
私が声をかけた人もたくさん来ていて、満足したようだった。
 文化・芸術の民衆交流は対立する国同士を越えていくだろう。
 またそういうものにしなければならない。
インドネシアの連れ合いと来た友人も、そのステージの迫力に感動していた。
 彼女はインドネシアの踊りをしていたからこそ、朝鮮舞踊の深さに感嘆したのかもしれない。
 民族の文化はどこも美しい。

2016年12月14日水曜日

生活再建型滞納整理を滋賀県野洲市に学ぶ

野洲市市役所前で














 生活再建型滞納整理を実践している滋賀県野洲市を玉村町議会総務常任委員会は視察研修の場とし11月訪問した。

<公共サービスを支える財源は税、公共サービスの対価は料金、滞納の補填はいずれも税財源>、として捉え、「滞納は生活状況のシグナル」として、市民生活を支えるための財源(債権)なのだから、市民生活を壊してまでは回収しない。滞納を市民生活支援のきっかけにする、という考え方を基にしている。

野洲市くらし支えあい条例の一部を抜粋する。
「野洲市では生活が立ち行かなくなった市民に対して、生活の困りごとを解決するという大きな括りで捉えて支援を進めてきました。問題に個々に対応するのではなく、相互関係を把握し、一体的な解決を目指して、「おせっかい」を合言葉に、市役所に設置した総合相談窓口を核にして、公共サービス、専門家、地域社会の総合力を効果的に発揮させる仕組みを発展させてきました。
このように市民の生活の困りごとを解決し、自立を促し、生活再建に向けた支援を行うことは、市の重要な役割です。その場合、個々人の状況が異なるため、一人を支援することからを基本に、包括的、継続的に支え合う仕組みが機能することが不可欠です。・・・近江商人の教えである「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしの精神のもとに、商いが自らの利益のみならず、買い手の利益、さらには地域社会の発展や公共の福祉の増進にも貢献する建設的な関係で進められることが、問題発生を予防するとともに、市民の自立と地域社会の健全な発展を促進します。・・・」


「生活をつぶすまでの差し押さえはしない、つぶさない範囲での対応をする」 というところから説明を受けた。
<一人を救えない制度は制度ではない>、という思いが市政全体にあり、全職員の理解と協力があってこその生活再建型滞納整理といえよう。
縦割り型行政から全課縦横の対応、庁舎内に設置した「やすワーク」(ハローワーク)による就職相談も実を結んでいる。また、庁舎外の専門家と連携し、その解決を図るという積極姿勢で生活再建型滞納整理を実施している。
市税の収納状況については、国民健康保険税は滋賀県内で中位、他の市税は県内上位という。
滞納者の実態把握と悪質な滞納者に対しては差押等できちんと対応し、「法令順守」の姿勢は変わらないが、その中身、運用が「滞納者の生活再建」という目標に合わせた柔軟さ、寛容さ、多様さを持っていることが特徴で、格差社会の進行で、持てる者と持てない者が感情的と言えるほどの対立状況にある現代社会においての行政対応として大いに学ぶことがある。
同じ日本の自治体で、これほど滞納徴収の姿勢に違いがあることが不思議で残念なことだが、行政本来の役割を考えれば野洲市のようにできることだろう。
  本当に市民に寄り添う気持ちがあるか否かの違いだ。 しかしその違いがあまりにも結果として大きいことを自覚すべきだ。

2016年12月10日土曜日

群馬県庁での拉致問題企画に初めて行く。

大同江畔に建つチュチェ塔(170㍍)
チュチェ塔から見る平壌市街
ゆったりとある大同江

 群馬県庁で、人権週間の企画として「救う会・群馬」の拉致問題解決のための展示会があるということで行った。これまでは行こうとも思わなかったが、今回ばかりは、予定を変更して出かけた。

 理由は、こういう運動の仕方が気の毒になったからだ。何が気の毒かというと、政府を挙げての制裁、制裁で事態がよい方向に進むことがなかったのに、平壌宣言から10年過ぎた今も、制裁一辺倒で、在日朝鮮人や朝鮮学校を締め上げれば事態が動くなどと考えている様子だからだ。
「拉致問題の解決」を叫べば国内の支持率が上がり、自民党が議席を伸ばすが、解決の兆しさえない。国内向けの「上滑りな拉致解決」キャンペーンに過ぎないことをもうわかっていいんじゃないの、他の方法にしなきゃ本当に深刻なことになりますよ、と言いたかったからだ。
 政府は相手をきちんと見据えることができていない。
 朝鮮植民地政策や関東大震災での朝鮮人虐殺などの加害の歴史に触れることなく、拉致という日本にとっての被害事象だけ解決しようと思っても無理なことを、実は政府はわかっているからだ。
 国民は、政府の言うことだからと、ここまで来てしまったが、対朝鮮外交が頓挫した安倍政権、今度は北方領土問題に話題をすり替えている。それだって、経済援助で終わってしまうこと間違いない。全く無責任なこと。
 訪朝するとわかることだが、朝鮮はアメリカと70年近く戦争状態、制裁のなかで今まで生き抜いてきた。
占領国アメリカと同盟を結び嬉々としている日本とは気合いも根性も違う。
 今は「ストックホルム合意」を互いが誠実に履行し合うこと、在日朝鮮人への敵対行為は、誰も幸せにしないことを銘記することだろう。

2016年12月3日土曜日

群馬朝鮮学校のみかん狩りは今年も鬼石町桜山

甘いみかん、たくさん採れたかな?
広いみかん畑を自由自在取り放題
好天に恵まれた桜山からの見晴らしは最高な気分

 鬼石町の桜山のみかん狩りも最終盤の今日、群馬朝鮮学校の子供たちと一緒にみかん狩りを楽しんだ。
 午後は暖かく風もなく、小高い山でのみかん狩りには最適となった。
 今回も人数は多くバス2台で参加のため、2カ所の畑に分かれてのみかん狩りとなったが、子供たちも楽しんだ様子。
 畑で、みかんを自分で選び自分の手で切りとることで、店で買うのとまた違うことを実感できただろう。小さな農業体験かな。
 こうしてまた一年が過ぎようとしている。
 子供たちが帰った後、天候もいいので桜山まで行き山頂まで散歩。冬桜も咲き始め観光客も多くなってきたようだ。